不妊治療について、人工授精や体外受精・顕微授精などを体験談をまじえながら徹底研究!

不妊治療(人工授精や体外受精・顕微授精)の研究所


不妊治療研究所−人工授精や体外受精・顕微授精−へようこそ
不妊治療研究所−人工授精や体外受精・顕微授精 2010年8月から2011年11月まで不妊治療(顕微授精)を行い、費用は約220万かかりましたが、何とか妊娠することが出来ました。 不妊治療って本当に苦しいですよね。費用的にも出口が見えない治療にも。

当サイトでは、不妊治療中に私が調べたこと、実践したことなどをまとめています。 少しでもお役にたてれば、そして皆さんが無事妊娠出産出来ますように・・・。
不妊治療はまず検査から!
不妊治療はまず検査がとても大事です。
なぜなら、検査結果によって不妊治療の内容が決まってくる場合が多々あるからです。
無駄な治療費や時間をかけないためにも、まずはきちんと検査を行うことをお勧めします。
体外受精が失敗しても諦めないで!
体外受精や顕微授精は、費用的にも身体的にもとっても大変な分、失敗するとかなりの大ダメージ。
でも諦めないで!
体外受精(顕微授精)には沢山の方法があります。
自分に合った方法を見つけることできっと妊娠出来るはず!
不妊治療や体外受精にちょっと疲れたら・・・
何度も体外受精をやってみても妊娠できない。 なぜ自分だけ、もしかしたら自分はもう一生妊娠出来ないのかも・・・。
そんな時は少しお休みしてみて、身体と心をリフレッシュする期間にしてみては。
そんな時に妊娠出来たっていう話、多いですよね(^^)

私の不妊治療履歴

  • 2010年8月:旦那と一緒に初めて不妊治療専門クリニックへ
  • 2010年8月〜9月:一通りの検査を行い、旦那にも私にも原因があることが発覚(^^;)
  • 2010年10月〜12月:人工授精から始めようとしたが、毎回閉塞側の卵管から卵胞が育ち、人工授精さえ出来ず(泣)
  • 2011年1月:結局人工授精を諦め体外受精へ。採卵当日顕微授精へ急きょ変更。
  • 2011年4月:OHSS気味で期間をあけて胚盤胞移植を行う予定が当日キャンセル(泣)
  • 2011年5月:やっと分割期胚移植ができた。でも結果は陰性。
  • 2011年7月:1周期あけて初めての胚盤胞移植→陰性(化学流産っぽい)
  • 2011年8月:融解した胚盤胞が変性し、またもや当日キャンセル(泣)
  • 2011年10月:凍結2日目胚を2個移植するが陰性
  • 2011年11月:アンタゴニスト法での2度目の採卵(顕微授精)
  • 2011年11月:4度目の移植(2段階移植)でとうとう妊娠出来ました!
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「LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)!?」の記事一覧
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは・・・
意外と身近なPCOS。でも妊娠できない病気ではありません!
多嚢胞性卵巣(PCO)と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の違い
実はPCOSの女性ってかなり多いんです!特にPCOの方は20%も!
LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群?
PCOSは、血液検査やエコー、生理不順などから総合的に判断されますが、血液検査ではLHとFSHが判断基準となります。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と排卵誘発剤
PCOSと判断された場合、まずは排卵誘発剤で排卵を正しく起こしながらの治療となるのが一般的です。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と腹腔鏡下卵巣多孔術
外科的手術で効果がある場合も。ただし完治は難しく、手術をしても一時的に良くなるだけのようです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とメトフォルミン療法
その他にも新しい治療法が・・・。全てのPCOSに有効なわけではないけど、高い効果があるようです。
| 不妊治療の検査(LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群!?) | 15:55 | - | - | pookmark |
LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)!?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは・・・


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣の皮膜が硬くなり、その内側に排卵できない未熟な卵子がたまる病気です。

正常な人の場合、卵巣の中の卵胞(中に卵子が入っている)はだんだん大きくなっていき、2cmぐらいになると破裂して排卵します。
でもPCOSだと、ある程度まで卵胞が育つものの、排卵するほどには大きくならず、うまく排卵が行われないことが多いようです。

最も特徴的な症状としては排卵障害や生理不順、無月経などがあり、その他肥満や多毛なども症状の1つだと言われています。

PCOSにも軽度〜重度と症状は様々で、PCOSだからといって妊娠できないわけではなく、軽度の場合であれば、毎回じゃなくても自分で排卵できたりするので、多少妊娠しにくいというだけで、そんな問題はない場合もあります。

一応完治はしない病気と言われてはいますが、治療法がいろいろあるので、ネットで調べてみると自然妊娠やタイミングでも妊娠をされている方はたくさんおられました!

多嚢胞性卵巣(PCO)と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の違い


ちなみに、PCOとPCOSは厳密には違います。
PCOが多嚢胞性卵巣、PCOSが多嚢胞性卵巣症候群のことで、PCOSのSはSyndrome(症候群)のSです。
つまり、無月経や生理不順などの症状がある場合がPCOS、そういう卵巣自体のことをPCOというのだそうです。

PCO自体は女性の20%ぐらいいるらしく、毎月ではないけど排卵したり、時間はかかるけど排卵したりするそうです。20%って結構おおいですよね。

さらにPCOの方の30%はPCOSらしいので、つまり女性の約6%ぐらいの方がPCOSってことになるわけですね。

正しく生理が来ていればPCOでもあまり問題はないらしく、治療をしなくても妊娠できたりするみたいですが、PCOでもそのうち生理が乱れてきたり、周期が長くなってくると症候群に進んだ可能性があるので、そうなると治療が必要みたいです。

ただ、これは「厳密には・・・」ってことなので、通常はPCOもPCOSも結構同じような意味で使われていることが多いみたいです。
(特にネットでの体験談や書き込み等では一緒になってしまってる場合も多いみたい。)

LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群?


ホルモン検査(血液検査)の検査項目にLH(黄体化ホルモン)とFSH(卵巣刺激ホルモン)というホルモンがあり、通常はLH<FSHなのですが、これが逆転してLHの方が高くなると多嚢胞性卵巣症候群の疑いが強いみたいです。
(FSHについて詳しくは「FSH(卵胞刺激ホルモン)で閉経間近かどうかがわかる!?」

正確にはただLHの方が高いというだけでなく、FSHが正常値でなおかつLHの方が高い場合がPCOSの疑いが強いようです。

ただ、LH>FSHだったとしても、それでPCOS確定という訳ではなく、たまたまその周期にLH>FSHだったけど普段は逆だったり、体質的にLHの方が少し高いけどPCOSではないという場合もあるそうです。

また、ホルモン検査の結果だけではなく、エコーでのネックレスサインもPCOSの代表的な特徴になります。
ネックレスサインとは、エコーで卵巣内を見るとネックレスのように小さな卵胞が並んで見えることで、PCOSは生理不順・LH>FSH・ネックレスサイン等で総合的に判断されます。

他にも、PCOSの場合は男性ホルモン(テストステロン)も高いらしく、だから最初に書いたように多毛や肥満がPCOSの症状の1つになっているみたいです。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と排卵誘発剤


PCOSと診断されると、通常は排卵誘発剤で排卵させながらの治療となります。

軽度の場合は、他に不妊原因があるかどうか、または年齢にもよりますが、他に原因がなければまずはクロミッド(内服薬)でタイミング指導を半年程度やる方が多いみたいですね。

ただ、クロミッドは段々効かなくなり、そのうち服用する錠数が増えていくのですが、使い続けることで内膜が薄くなって逆に妊娠しにくくなるというようなデメリットもあるので、効かない方はフェマーラ(新薬で8割以上の人に効果があるらしい)を使ったり、クロミッドよりも強いHMGやFSH(注射)での排卵誘発に変わっていくようです。

HMGやFSHもデメリットはあり、PCOSの方は強い排卵誘発を行うとOHSS(お腹に水が溜まって腫れたりすること)になりやすいので、ひどくなると入院したりと結構大変なことになる場合もあります。

PCOSが中等度以上になると最初から注射での排卵誘発となる場合もあるのですが、どの排卵誘発剤が良いのかは合う合わないもあるので、一概にどれが一番良いというものでもないようです。
体験談等を読んでいても、いろんな排卵誘発剤を軽いものから試していって、自分に合うもの(ちゃんと排卵が起こる薬)を見つけていくっていう感じでした。

ただ、HMGにはLHが含まれているため、もともとLHが高いことが多いPCOSの人にはLHの入っていないFSHの方が合う場合があるらしく、LHが高くなるとOHSSになりやすいので、LHが入っていないFSHを使うことによってOHSSを回避できたりするみたいです。
でも逆にFSHはHMGよりも誘発が弱いのでうまく排卵しなかったり、注射を打つ期間が長くなって通うのが大変だったり、費用も高額だったりするデメリットもあるそうで・・・。
う〜ん、100%の薬ってのはやっぱりないみたいです^^;


私はPCOSではないのですが、体外受精の採卵時に軽度のOHSSになり2週間ほどつらい状態になりました。
入院はしてないけど、結構歩くのも辛くて・・・。
それにお腹がパンパンで服が入らなくて、人にも会えませんでした^^;
その時の排卵誘発剤って何だったのかなあと思って調べてみたらFSHを何日か打って最後のほうに少しだけHMG打ってました。
(当時はHMGとFSHの違いなんて知らなかった・・・汗)

ってことは、私がOHSSになりやすい体質ってことでちゃんとFSHを処方してくれた→卵胞の大きくなり具合がちょっと足りない→HMG追加→やっぱりちょっとOHSS気味
っていう感じだったのかと勝手に納得(笑)


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と腹腔鏡下卵巣多孔術


PCOSで排卵誘発剤などが効かない場合に、一般的に行われている外科的治療が腹腔鏡下卵巣多孔術です。
これは、卵巣の表面に傷をつけ、細かい穴をいくつもあける手術で、手術後は自力で排卵できるようになるそうです。
ただ、完治ではなく一時的な治療で、卵巣につけた傷はいずれ完治してしまうので、半年〜1年半ぐらいで元に戻るみたいです。


腹腔鏡下卵巣多孔術のメリット
・自然妊娠ができるかも!
・体外受精などに比べると費用が安い

腹腔鏡下卵巣多孔術のデメリット
・半年〜1年半ぐらいすると元に戻ってしまう
・手術をしてもあまり効果がない人もいる
・3日〜1週間程度の入院が必要だし手術なので身体への負担も・・・


口コミ等を見ていると、腹腔鏡手術をして自然妊娠やタイミングなどで妊娠した人も多いですが、これは他に問題がなかった場合や、女性側の年齢なども関係してくると思います。

例えば旦那さんの方にも問題があったり、女性の年齢が高い場合は、体外受精を選択した方が良いように思います。
実際私も、PCOSではないですが、卵管閉塞で腹腔鏡下手術をするか人工授精または体外受精に進むか?となった時に、先生には手術をせずに体外等へ進む方が良いのではと提案されました。
卵管閉塞もPCOSの卵巣多孔術と同じで、そのうちまた癒着することが多く、手術しても元に戻っちゃうんですよね。それに旦那側にも問題もあったし、私の年齢も35歳を過ぎていたので、先生にそう言われたのだと思います。

でも、まだ女性の年齢が若い場合や、どうしても自然妊娠を希望する場合、また体外受精は費用が高すぎて・・・というような場合など、腹腔鏡下卵巣多孔術を検討してみるのも良いのでは・・・。

ちなみに腹腔鏡下卵巣多孔術の費用は10万〜15万ぐらいの方が多いみたいです。
さらに生命保険や高額医療申請で戻ってくるようなので、費用的にはチャレンジしやすいですよね^^


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とメトフォルミン療法


PCOSの1つの治療法として、メトフォルミン療法というものがあります。
これはどうも最近の治療法らしく、どこの病院でも勧めてくる治療法ではないようですが、高い効果を得ている方法です。

このメトフォルミン(またはグリコランやメルビンなど)というのは糖尿病の薬で、クロミッドや注射などでうまく排卵しない場合に、この薬を単独で使ったり、クロミッドなどと一緒に服用することで、うまく排卵が起こったりするようです。

これは全てのPCOSの方に当てはまる治療法ではなく、PCOSの方がまずインスリン抵抗性の検査などをして、インスリン抵抗性が高い場合にこの治療法が当てはまるみたいです。
(つまりPCOS=インスリン抵抗性というわけではなく、PCOSだけどインスリン抵抗性ではない人、またその逆もあるようです。)

インスリン抵抗性が高いということは、つまり、正常値とされるインスリンの量では血糖を下げきれないために、インスリンが分泌過多となり、男性ホルモンの増加、さらには排卵障害をまねくことがあるそうです。
そこで糖尿病の薬を服用し、インスリンを下げて血糖値を安定させることにより、ホルモンバランスがとれて排卵がうまくいくようになるとか・・・。

アメリカなどでは一般的に行われているようで、日本でもインスリン抵抗性の方には高い効果をあげているみたいです。(体験談も結構あって、うまくいった方が多いです!)
また、排卵障害に効くだけでなく、流産予防にもいいみたいですよ。

ちなみに、インスリン抵抗性の方は、糖尿病というわけではようですが、将来的に糖尿病になる可能性が50%とも言われています。
(逆に言うと、糖尿病になりやすい体質のせいでホルモン異常がおこり、PCOSを引き起こしている場合があるということのようです。)
う〜ん、不妊治療中に将来糖尿病になる確率が非常に高いことが分かるってのはどうなんだろ。
まあ、ある意味早くに分かって対応のしようもあるからいいのかな^^;

また、糖尿病の薬を飲まなくても、インスリン抵抗性のPCOSの方の場合は、ダイエットを行ったり食生活の改善、生活改善等で排卵が正しく起こるようになることもあるようです。
つまり糖尿病の対策を自分で行うことで、不妊にも効果があるかもってことですね。

ちなみにメトフォルミン療法も、糖尿病の薬だから痩せるらしいです。
不謹慎かもしれませんが、正直ちょっと羨ましい・・・。
不妊治療始めてから太る一方でほんと痩せないもので・・・^^;(←こんな人、結構口コミで見かけます)


と、こんな感じでPCOSの方にはいろんな治療法があり、もちろん合う合わない等もあるかと思いますが、いろいろ試しながら自分に合った方法を見つけることで、高い可能性で妊娠できるみたいです!
| 不妊治療の検査(LH>FSHだと多嚢胞性卵巣症候群!?) | 11:58 | - | - | pookmark |